慣れない自宅以外での生活は意外とお金がかさみがち・・・ マンスリーマンションでの生活での節約術
2016/07/21
「ある日突然、上司に1ヵ月の転勤を言い渡された……!」通常の賃貸とは異なり、ひと月という短い期間でお部屋を借りられるマンスリーマンションは、転勤族の味方です。そうはいっても、使い慣れた家具もない、行き慣れた店もない、知らないことだらけの新天地での生活は、何かと費用がかさみがちですよね。そこで今回は、実際にマンスリーマンションを利用したみなさんが実践した“節約術”について、アンケート調査してみました。今まさにマンスリーマンションにお住まいの方も、これから転勤の予定がある方も、生活費を抑えるためにぜひ参考にしてみてください。
2位:買い物の工夫・・・31%
3位:水道・光熱費に関する工夫・・・9%
◆第1位:「自炊など食に関する工夫」を選んだ人の声
「備え付けの家電や持ち込みの機器を使って自炊した」
・一番出費の割合をしめる食費を節約しました。簡易キッチンで、安く仕入れた食材やインスタント食材を使い、外食を避けました。(岡山県・32歳・女性)
・できる限り外食はせず、カセットコンロを持ち込んで自炊していた。(愛知県・39歳・女性)
「多めに作って保存した」
・ご飯をたくさん炊いて、おにぎりにして冷凍しておいた。(東京都・44歳・男性)
・出来るだけ自炊をして、冷凍保存するようにした。(大阪府・25歳・女性)
今は外食チェーンにもかなり価格の安いものが登場しましたが、やはりみなさん気になるのは食費のようです。どんなに手間がかかっても、毎日必ず食べるゴハンの金額を抑えれば、積もり積もってかなりの節約になりますよね。
◆第2位:「買い物の工夫」を選んだ人の声
「地元の人の口コミやスーパーの特売で、安いものを探した」
・近所のスーパーに行き常連さんに安い商品やお勧めの店などを聞きました。(岡山県・37歳・男性)
・夕食は割引きになる時間帯にスーパーへ行って惣菜を購入していました。(広島県・42歳・女性)
とにかく地元の安い店を探す、という意見が多くみられました。長く住むわけでもない地域の散策をするのは、モチベーションが上がらないかもしれません。そんな時は、土地勘のある地元の人とコミュニケーションをはかり、安いお店を教えてもらいましょう!
◆第3位:「水道・光熱費に関する工夫」を選んだ人の声
「電気や水道をなるべく使わないようにした」
・トイレとお風呂の時に電気はつけない、夜寝たあとのトイレは窓から入るマンションの廊下の光を頼りにトイレに行く。(愛知県・35歳・女性)
・使用頻度の低い電化製品はコンセントを抜き、使用頻度の高い電化製品は主電源を切るようにしていた。(新潟県・29歳・女性)
・お風呂の残り湯を洗濯機に移して水道代を節約していました。(埼玉県・25歳・男性)
・使用頻度の低い電化製品はコンセントを抜き、使用頻度の高い電化製品は主電源を切るようにしていた。(新潟県・29歳・女性)
・お風呂の残り湯を洗濯機に移して水道代を節約していました。(埼玉県・25歳・男性)
毎日の暮らしに欠かせない電気・水道・ガス。とはいえ、生きるために絶対に必要な“食費”と違って、ある程度であれば使わなくても命に別状はない項目ですよね。そのせいでしょうか、電気をなるべくつけない、水をなるべく使わない、というストイックな意見が多くみられました。
実際にマンスリーマンションに住んだことのある皆さんは、慣れない暮らしの中、節約にかなりの工夫をしているようです。短期の滞在では、“土地勘がないために近所の安いお店を知らない”というのがネックになりそうですが、第2位の回答によると、そんなピンチは“地元の人に教えてもらう”ことで切り抜けられるようです。少し価格が割高なコンビニエンスストアで買い物をするよりも、地元の人が愛用しているお店へ足を運んだ方が、ぐっと節約しやすくなるでしょう。困ったことがあったら、勇気を出して自分から声をかけてみてください。
まとめ
第1位では、“大量生産”など、自炊をする時のちょっとした工夫が多く集まりました。しかし、それと同時に気になるのは、マンスリーマンションの台所についてです。備えつけの調理器具がしっかりしていたために満足の料理をできた人もいれば、自分でカセットコンロを持ち込んだ方もいたようですね。いくら自炊で節約しようとしても、きちんとお料理ができる環境が備わっていなければ、節約どころか何もできません。マンスリーマンションを選ぶ際には、こうした点についても事前にチェックしておきましょう。
転勤先のマンスリーマンションでも、これまでと変わらず健やかな生活を維持しながら、同時に節約にも心がけられるよう、今回のアンケート結果をぜひ参考にしてみてください。
